みなくる市民講座「あつまれ防災キッズ!~親子で一緒に!消火体験・簡単防災食づくり~」を開催しました。

NO IMAGE

7月17日、小学生親子を対象にした防災講座を開催しました。特に「災害後」に焦点を合わせ、小学生親子がいざ災害が起きた時、どのような準備や心構えが必要になり、対応がとれるのか、「こどもでもできる防災」をポイントに、座学と体験を通して考えました。

 講師を静岡市駿河区地域総務課地域防災係の石井氏に務めていただき、「震災を知る!」をテーマにした座学では、クイズを織り交ぜながら楽しく行っていただきました。

 次に、災害時に水の確保が難しい場合に、飲料と高密度ポリエチレン製の袋を使用してご飯を炊く体験を行いました。

 日頃よく口にするお茶やコーラ、カルピス、野菜ジュースなどで炊いたご飯。試食するまで不思議そうな不安そうなお顔もちらほら見られましたが、「カルピスの、おいしいー」「さっぱりしてる」など、想像より食べやすいとの感想が聞かれました。

  

続いて外に出て、水消火器とバケツを使用した消火体験を行いました。

 1本の水消火器の放射時間は15秒程度ですが、水消火器やバケツの水などの少ない消火資材でどのように効率よく消すか講師の説明を受け、火の足もとを狙ったり、反動をつけて勢いよく水をかけてたり、ポイントを押さえれば、こどもでも消火活動の力になれることを体験できました。

 

 

 体験後の発表・事後アンケートでは、「これから地震やや災害がおこったら、今やったこと(体験)や勉強したことを参考にしていきたいな。」「こどもでもできる防災がある事を知り、子ども自身も考える力や命の大切さを学べて良かったです。」など感想をいただきました。

 いつ災害が起こるかわかりません。親子でできる限りの準備と心構えをしておきたいですね。