普段の生活や学習の中で「ふくし」を学ぶことを福祉教育といいます。「ふくし」とは「自分のしあわせ」と「みんなのしあわせ」をともに考
え、実現に向けて実践していくことです。つまり福祉教育は、さまざまな活動を通して相手のことをよく知り、自分のことも知るという「人が
ともに生きる」学習ともいえます。
静岡市社協が進める福祉教育では、「ふくし」を学ぶ中で、日頃見過ごしてしまう普段の暮らしの問題に気づき、自分と他人のより良い生活を
考え、自分を見つめる力を育むことを目的として取り組んでいます。また、人との関わりや人とのつながりの大切さを学んでほしいと考えてい
ます。
福祉教育の実践は、小・中学校や高校だけではなく、それぞれの地域住民に対して年齢を問わず行われています。それぞれの学校や地域の特性に
合わせた活動があなたの住む地域でも進められています。
各学校でそれぞれ独自性をもった活動を行っています。本会では学校と共に福祉の心を育てるためのプログラムを考え、支援を行っています。
<対象事業>
①地域福祉課題を題材とした児童生徒の福祉教育活動
②福祉施設利用者や福祉団体と児童生徒の交流活動
③学校内で行われる全教員を対象とした社会福祉に関する研修
<助成金>
上限20,000円 1学校につき、一の年度に一回限り
「福祉」に関心のある児童・生徒・学生に体験の場を提供することで、福祉への理解を促す機会として毎年夏休み期間中に実施しています。※毎年7月頃に参加者の募集を行っています。
2024年度 小・中学生向けチラシ 【PDF 627KB】
静岡市社協では、学校での福祉教育充実のための資料を作成しています。福祉教育の授業を行う際には、ぜひご活用ください。
●先生向け資料
学校での福祉教育の方向性を示した道しるべです。先生方の思いや子どもの実情、地域の特色によってアレンジし、実践していただければ幸いです。
●子供向け資料 子ども向けの福祉に関するワークブックです。このワークを通して、子どもたちが福祉への関心をもっていただければ何よりです。