新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安

 政府の新型コロナウイルス感染症対策本部の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議において、別紙のとおり「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安」がまとめられました。正しい認識を持つとともに、適切な相談及び受診がなされるようご確認ください。

帰国者・接触者相談センター(静岡市保健所)054-249-2221

新型コロナウイルス感染症につての相談・受信の目安

新型コロナウイルスを防ぐには

新型コロナウイルス感染症の現時点で把握している特徴【2月25日時点】

<感染の仕方>
一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。空気感染は起きていないと考えられています。閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどがなくても感染を拡大させるリスクがあります。
 
飛沫感染:感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。
接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。

<感染力>
感染力は事例によって様々です。一部に、特定の方から多くの人に感染したと疑われる事例がある一方で、多くの事例では感染者は周囲の人にほとんど感染させていません。
 
<一般的な症状と重症化するリスク>
発熱や呼吸器症状が1週間前後つづくことが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多くなっています。季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなる事例が報告されています。
 
罹患しても軽症であったり、治癒する例も多いとされています。一方、重症度は、致死率がきわめて高い感染症(エボラ出血熱等)ほどではないものの、季節性インフルエンザと比べて高いリスクがあります。特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方では重症化するリスクが高まります。